徳島県立中央病院=徳島市蔵本町1

 徳島県立中央病院(徳島市)に勤める研修医(26)=同市、臨時補助員=が13日未明、飲酒運転して自損事故を起こしていたことが16日、分かった。研修医は手や顔に軽傷を負った。他にけが人はいない。県病院局は同日付で研修医を懲戒免職にしたほか、管理監督の立場にある中央病院医療局長を厳重注意処分とした。

 県病院局などによると13日午前1時過ぎ、徳島市南出来島町2の国道で研修医が運転する乗用車が中央分離帯に乗り上げて横転した。県警が調べたところ、基準値を超えるアルコールを検出したため、道交法違反の疑いで調べている。

 県病院局の聞き取りに対し、研修医は酒を飲んで運転したと認めている。徳島市の阿波踊りに中央病院の「あいあい連」で参加した際にビールなどを飲み、終了後も徳島駅前の飲食店で飲酒した。複数の同僚と共にタクシーで帰宅後、1人で自分の車を運転した。理由は本人も記憶が曖昧で分からないという。

 研修医は昨年4月から中央病院に勤めている。県病院局は16日、県立3病院と病院局の全職員に法令順守の徹底や再発防止を呼び掛ける通知を出した。県病院局長は「再発防止策をはじめ、コンプライアンス強化に取り組んでいく」とコメントした。