アウェーの大宮戦で今季初勝利を収めた徳島ヴォルティス。内田裕斗選手の得点について、記者(サポーター見習い)のもとには同僚記者やヴォルティスファンの先輩から「40連勝のスタート」「年に何度も見られないくらい会心のシュート(だから心して見るように)」という熱のこもったアドバイスが届き、じっくり動画を見てみました。17日の千葉戦でのホーム初勝利に期待が高まりますね。
開幕戦ではゴール裏で応援の一体感を見学した記者(サポーター見習い)は、「どの席からどんな風に見えるのか」に興味津々。ということで、ヴォルティスのチケット担当スタッフさんに、それぞれの席のおすすめポイントを聞いてきました。同じ席種でも、ピッチ中央寄りかどうか、前列か後列かで見え方はずいぶん違います。お気に入りの場所を見つけてください。(記事中は、大人の前売り料金です)
メインスタンド
メインスタンドは、選手が入場する側で、整列したりセレモニーが行われたりするときの正面になります。
◆SS指定席(4500円)・メインS指定席(4000円)
メインスタンド中央のSS指定席、その両脇のメインS指定席は、テレビのサッカー中継と同じような構図で、ピッチ全体がよく見えます。指定席部分の上部には屋根があり、背もたれのある1人ずつ独立したイスで、指定席なので場所取りの必要もありません。チケットはやや高額ですが、試合をしっかりゆったり見たい人におすすめ。
バックスタンド
◆バックS指定席(3500円)・バックS自由席(3000円)
バックスタンドは、メインスタンドのピッチをはさんで向かい側。バックスタンドは、全体を屋根が覆い、すべての席が個席なのでゆったり見られます。試合の見え方はメインスタンドと同じですが、セレモニー等のときには選手の背中側になります。バックS指定席は、バックスタンド中央の1区画。その両側にあるバックS自由席は、座席指定がない以外は、バックS指定席とほぼ同じ見え方とイスです。
メインスタンドとバックスタンドそれぞれ両サイド計4カ所あるA自由席はどこに座ってもいい
◆A自由席(2500円)
メインスタンドの指定席両側、バックスタンドのバックS自由席両側の計4カ所あります。スタッフさんによると「座席数が多く、一番人気」とのこと。ゴール裏に近いと応援の一体感が味わえるし、ピッチ中央に近い席だと試合の展開がよくわかります。チケットの値段が手頃で、家族で座って観戦しやすいのもおすすめポイントだそう。ヴォルティスのベテランサポーター大杉漣さんが「斜め45度、A自由席で見る」と言っていたのがこの席です。
メインスタンドのA自由席はベンチ席で屋根はありません。バックスタンドのA自由席は屋根に覆われていて、背もたれはないもののひとつひとつ独立したイスになっています。「普段はメインスタンドのA自由席だけど、雨の日はバックスタンドのA自由席」「メインスタンドで見ていたけど、試合途中に雨が降り出したからバックスタンドに移動」という使い方もOK。
応援の一体感を味わうならゴール裏(図左側)…ホーム自由席は2カ所あります
◆ホーム自由席(2000円)…対戦相手のグッズを身につけている人は入場できないので注意
熱心なサポーターが応援しているのが北スタンド(図の左側)にあるホーム自由席、通称ゴール裏です。正面にゴール、ピッチを挟んで大型スクリーンが見えます。座席はベンチ。試合の全体をよく見る、にはちょっと向きませんが、一緒に跳んだりフラッグを振ったり歌ったり…と応援の一体感が味わえます。スタッフさんは「試合後、選手がラウンドしてくるときに一緒に喜びを分かち合えますよ。A自由席で見ていた人が『楽しそう』とゴール裏で見るようになることも多いと聞きます」と話しています。
じつは、ホーム自由席はもう1カ所あります。ゴール裏(北スタンド)の向かい側、南スタンド(図右側)の半分で、少ないながらもこちらを気に入っている人もいるそうです。(ちなみに、もう半分は対戦相手のサポーター席である「ビジター自由席」。開幕戦の対戦相手岡山はたくさんのサポーターでビジター席が埋まっていました)
◆車椅子席(2000円)
車椅子席は、メインスタンド、バックスタンドのA自由席3階にあります。それぞれスタッフに声をかけるとエレベーターで案内してくれます。
《チケット発売》
チケットの発売は、試合前月の第1土曜が多いそう。4月の試合(2試合分)は、すでに発売中です。
《入場》
スタジアムへの入場は、試合開始の2時間前から。会員は先行入場でき、試合開始の2時間15分前から入場できます。
あとは、チケットを買って観戦するのみ。と思っていたら、別のイベント取材が試合時間と重なり、記者(サポーター見習い)は観戦できないことが発覚。そちらの取材も重要な業務で絶対外せないものなのですが日程が重なるなんて…。
ホーム初勝利を見逃すなんてどんな間抜けですか…と自分にがっかりしていました。
同僚記者は「試合と仕事が重なって見にいけないこともあるし、同じような人はきっとほかにもいる」となぐさめてくれつつ、「でも、試合前のスタジアム周辺を見てから会社に戻っても取材には間に合う」と言い始めました(意外とスパルタ)。
まだ開幕戦しか行ってないので、試合前のスタジアム周辺も知らないことがいっぱい。試合前の雰囲気を取材した後、会社にとんぼ返りすることにしました。試合の様子は、後で同僚の解説で教えてもらうとして、試合前のスタジアム周辺取材に全力を尽くします!