Nabowaの(左から)堀川さん、川上さん、山本さん、景山さん=徳島市のあわぎんホール

4人組インストゥルメンタル・バンド、Nabowa(ナボワ)が18日、徳島市のあわぎんホールで開かれている「徳島国際映画祭2018」のクロージングライブに登場する。徳島初ライブを前に、4人に意気込みや見どころを聞いた。

Nabowa
京都を拠点に活動する、4人組インストゥルメンタル・バンド。これまでに5枚のオリジナル・アルバムをリリースしている。
『FUJI ROCK FESTIVAL』をはじめとする音楽フェスに多数出演するほか、台湾の3都市(台中、高雄、台北)を巡るツアーを行うなど、海外でも精力的に活動している。
メンバーは、川上優(drums/piano)、山本啓(violin)、堀川達(bass)、景山奏(guitar)

ライブは、神山町にサテライトオフィスを置くデザイン会社「DRAWING AND MANUAL(ドローイングアンドマニュアル)」の映像作品とコラボレーションする。オリジナルアルバム「DRAWINGS」から6曲を披露。各楽曲をイメージした映像が流れるスクリーンを背景に、4人が音楽を奏でる。

―徳島の印象は。

景山さん:大学の同級生が徳島出身で、遊びに来たことがあります!

川上さん:愛媛出身なので、遊びに来たことは何度もあります。ワカメのファンです。徳島のは本当においしい!お刺身でいくらでも食べられる。

山本さん・堀川さん:それは食べてみたいなぁ。

―オリジナルアルバム「DRAWINGS」は、12曲に加えて「DRAWING AND MANUAL」が手掛けた12編の映像作品が収録されている。このようなアルバムを作ったきっかけは。

景山さん:最初は何曲か撮ってもらおうと考えていて。そうしたらDRAWING AND MANUALの方から「全部撮りましょう」と言っていただいて。願ってもない話だったので、お願いすることになりました。

川上さん:各曲でクリエーターさんが違うのですごく面白いですね。曲のイメージが「こういう解釈があるんやな」という気付きもあって。すごいクオリティーだと思いますよ。

山本さん:自分たちの楽曲を、クリエーターさんが僕ら以上に理解してくれている感じがある。今回のアルバムは、DRAWING AND MANUALの皆さんに、チームの一員として作ってもらいました。

―今回のような形式のライブは東京と京都で行われ、徳島が4回目。通常のライブとの違いは。

川上さん:一曲一曲というよりは、ライブひとくくりで作品という感じ。映画のような感覚で楽しめると思います。お客さんの目線は、僕たちじゃなくてスクリーンに向いている。ちょっと新鮮ですよ(笑)

山本さん:僕らの曲のために撮り下ろしていただいた映像ばかりなので、シンクロ率が高い。音が見える感じに仕上がると思うので、視覚と聴覚両方で楽しんでほしいです。

―東京と京都でライブをした感想、観客の反応は?

川上さん:演奏している方は、映像をあまり見れないので。実はリンクしているライブ感は、あんまりわかっていなかったりします(笑)

景山さん:後ろのスクリーンを見られるように、鏡を置いてくれていたんですけど。見ていたら演奏がおろそかになるので。

山本さん:僕は弾いていない時に見たけど、すごい面白かったですよ。「DRAWINGS」に入っていない曲をした時も、その場で映像をやってくれて。すごいセッション感がありました。

―景山さんは、徳島発ロックバンド・チャットモンチーのトリビュートアルバム「CHATMONCHY Tribute ~I Love CHATMONCHY~」(3月28日発売)に参加している。

景山さん:そうなんです。それもあって「おお徳島や!」と、すごく親近感が湧いています。チャットモンチーは大好きなので、縁があるなと。(トリビュートアルバムで演奏した楽曲「真夜中遊園地」は)川谷絵音さん(ゲスの極み乙女。)のアレンジがすごい。ぜひ聴いてほしいですね。

―徳島初ライブの意気込みを。

景山さん:僕の大好きな友達の故郷ということで、とても大切にライブしたいと思います。その友達はすごいいいやつで、ほぼ毎日一緒に遊んでいたんですよ。

川上さん:四国(愛媛)出身なので、四国に来れるだけでうれしい。本当に今日を楽しみにしていたので、楽しみたいと思います!これを機に、これからももっと来たいですね。

堀川さん:徳島にやっとこれた。これで四国四県を制覇できるので、演奏に熱が入りますね。頑張ります!

山本さん:初めての場所は、初めて出会う方や、これをきっかけに知ってもらえる人もたくさんいらっしゃると思う。またほかの場所でも見ていただけるように、丁寧に心を込めて演奏したいと思います。

クロージングライブは、18日午後3時15分から。

この日は、トークショー「『映画のデザイン』- ドキュメンタリーとフィクション-
向井康介×土屋敏男×菱川勢一」や、徳島に生まれ育った5人の女の子を追ったドキュメンタリー「COCO TATTA」(藤代雄一朗監督)の上映などもある。

★徳島国際映画祭の公式サイトはこちら