強い日差し、乾いた熱風、温度が上がった路面は蜃気楼現象の一種「逃げ水」が現れることも。厳しい暑さが続く夏場は、走るのをためらってしまいます。でも、この時期の練習が、秋冬へのステップアップにつながるとか。そんな言葉を信じ、重たい一歩を踏み出します。

真夏を感じさせる強い日差し

 気温の高い日中を避けて、早朝や夜間に走るという選択肢はありますが、自らやり切った感を演出するため、私はあえて炎天下に走る時もあります。最近のお気に入りコースは吉野川市美郷地区。山間部は適度なアップダウンと木陰があり、夏場の練習には良い環境と思います。

木陰が多い山中=吉野川市美郷

 距離は美郷ほたる館を発着点に12~13キロ。種野峠から山川町に入って田園地帯を抜け、国道193号から戻ってきます。到着後はほたる館横を流れる川田川でアイシング。これが何とも気持ちいい。何かのご褒美がないと頑張れません。

高越山を望む田園地帯=吉野川市山川町

 セミの鳴き声が響く山中、一面に稲が育つ水田を走っていると、ジブリ映画のワンシーンのような感じです。思わず口ずさみたくなる「カントリー・ロード」。酷暑には変わりないですが、気分的に余裕があると足が動きます。

アイシングを楽しめる川田川

 もちろん、熱中症には注意が必要です。ランニング中に救急車で運ばれたのでは、笑い話で済みません。かといって走らないと、力が落ちるのでないかと不安になるのが市民ランナーのさがです。対策は怠りなく、体調に不安を感じたときは、足を止める勇気も必要です。私は、いつでも足を止める自信があります。もちろん、リトル(矢)のささやきでなく、熱中症対策です。   (矢)