サッカーJ2徳島ヴォルティスは、鳴門ポカリスエットスタジアムで行う24日の琉球戦と31日の京都戦の2試合で、華麗なドリブルで観客を魅了するプロ2年目のMF渡井理己(わたい・まさき)選手が考案した「富士宮やきそば」を数量限定で販売する。選手のアイデアや要望をスタジアムに出店している屋台村店舗がメニュー化する「コラボグルメ」企画の第5弾。

 

 メニュー名は「マサの富士宮焼きそば 徳島風」(600円、各試合30食限定)。「必勝うどん」が販売する。

試作品として用意された「マサの富士宮焼きそば 徳島風」

 8日に徳島スポーツヴィレッジであった打ち合わせでは、静岡県出身の渡井選手が「幼い頃から食べていたソウルフード、富士宮やきそばをメニューにしたい」と提案し、必勝うどんの担当者・杉本英治さんが試作品を作ることになった。

打ち合わせをする渡井選手と杉本さん

 杉本さんは、渡井選手からレシピを教えてもらうだけでなく、本場の味を研究するために静岡を訪問。富士宮やきそばを提供する店で店員が調理する様子を間近で見たり、実際に味わったりして作り方やソースの量、具材について学んだほか、食品スーパーでは販売されているソースや材料を店員に聞くなど徹底したリサーチを行った。その結果、味付けを左右するソースは、麺の製造や販売を手掛ける地元の有名メーカー「マルモ食品工業」の「やきそばソース」に決定。杉本さんは「甘みを抑え、塩味が効いたあっさりとした味わいが良かった」と選定理由を明かした。

 
 

 試食会当日には、焼きそばと焼きうどんに、徳島名物「フィッシュカツ」や豚の背脂などを利用した「油かす」といったトッピングが違う4種類の試作品を用意。試作品の多さや静岡に行ったエピソードを聞いた渡井選手は「熱意がすごく、有り難いです」と驚きと感謝を語った。

 
 

 麺の食感やトッピングの違いを確かめながら食べ比べた結果、フィッシュカツと油かすに、豚肉やうま味が染みた天かすが追加トッピングされた焼きそばが商品化されることに。渡井選手は「初めて食べたフィッシュカツがおいしく、富士宮やきそばとの組み合わせも良かった」と決め手を語り「僕の故郷と徳島がコラボした焼きそばです。ぜひ食べてください」とPRした。