大阪府は22日、民間企業の賃金や労働時間を把握する「毎月勤労統計」で、府の調査員2人が事業所から聞き取りをせずに調査票を作成し、虚偽の報告をしていたと発表した。

 府統計課によると、2人のうち50代の女性は対象事業所で初回時だけ全項目を聞き取り、その後は聞き取り自体をしなかったり、一部を聞かなかったりして調査票を作成。もう1人の60代女性は調査途中から事業所に回答を拒否され、前月と近い数字を勝手に記入していた。

 2014年1月分以降、50代女性は担当の88事業所中15事業所で計182回、60代女性は89事業所中32事業所で計460回の不正をしていた。