中長期目標などを採択した四国新幹線整備促進期成会の東京大会=東京・港区の東京プリンスホテル

 四国の官民の団体でつくる「四国新幹線整備促進期成会」は22日、都内のホテルで東京大会を開き、来年度予算編成で、国の基本計画に位置付けられている四国新幹線の整備計画格上げに向けた法定調査費を国に求める決議などを採択した。

 海野修司徳島県副知事や県関係国会議員、商工業者ら四国内外から約500人が出席した。期成会の千葉昭会長(四国経済連合会相談役)が「四国新幹線を基軸にし、地域の公共交通を再構築する必要がある」とあいさつ。海野氏ら4県の代表が「四国新幹線は、将来の国土づくりに必要不可欠なインフラだ」などと訴えた。

 今回、初めて中長期目標も採択し、2027年の開業を見込むリニア中央新幹線が新大阪まで延伸する37年を一つの目標として、四国の新幹線の開業を目指す|とした。閉会後、千葉会長は中長期目標を定めたことについて「早ければ37年にリニア新幹線が大阪まで来る。その時期ごろには、一部でも四国の新幹線をつくっておきたい」と述べた。

 四国新幹線の基本計画には、大阪市から徳島、高松、松山の各市を経由して大分市に至る「四国新幹線」(総延長477キロ)と、岡山市から瀬戸大橋経由で高知市に抜ける「四国横断新幹線」(143キロ)の2ルートがある。