写真を拡大 肉の甘味とビールの苦味のバランスが絶妙の「阿波野田原ポークバラ肉ベルギービール煮込み」。ライ麦の入ったパンも自家製だ

 ベルギーの星付きレストランや東京、香川の人気フランス料理店で23年の経験を積んだ徳島市出身の元木敏宏シェフ(43)が、念願の自身の店を開いた。店名に選んだ大好きなフランス映画「アメリ」のヒロインのように、人を幸せにできる料理の提供を目指す。

写真を拡大  ベルギーの星付きレストランで5年半修業を積むなど料理人歴23年の元木敏宏シェフ
写真を拡大 「すだち鶏のバロティーヌ レモンマスタードクリームソース」

 メニューはどれも県産中心に旬の食材を使い、本場の味を再現している。豚バラをベルギービールと黒糖で2、3時間煮込んだ「阿波野田原ポークバラ肉ベルギービール煮込み」(1900円)は、やわらかな食感で肉の甘味とビールの苦味が絶妙のバランスだ。

写真を拡大  「徳島産真鯛のポワレ イカの南仏風煮込みと」
写真を拡大  赤を基調とした店内は映画の世界観と本場のビストロの雰囲気を再現している

 「和牛ロースステーキフリット赤ワインソース」(3500円)は、表面を香ばしく、中はジューシーに焼き上げたステーキを、フォンドボーと赤ワイン、エシャロットを使った奥深いソースで味わう。ホクホクに揚げられたジャガイモとの相性は抜群だ。

写真を拡大  「和牛ロースステーキフリット赤ワインソース」
写真を拡大  鏡にフランス語で書かれたメニューも本場のビストロをイメージ(日本語のメニューもあります)

 「阿波野田原ポークパテドカンパーニュ」(1000円)は、豚のバラと肩ロースのマリネに、鶏レバーやタマネギ、スパイスを合わせて蒸し焼きした、完成まで4、5日かかる手の込んだ一品。赤身のうま味とレバーのこく、スパイスの香りが食欲をそそる。

「阿波野田原ポークパテドカンパーニュ」が入ったランチコースの前菜盛り合わせの一例
写真を拡大  壁には「アメリ」にも作品が登場したミヒャエル・ゾーヴァの絵が

 これらのメニューをお得に味わえるのが3種類のランチコースだ。4種類から選べるメインなど2~4皿に、デザートとコーヒーか紅茶が付いて1700~3500円(ステーキは700円増し)。ディナーは単品注文に加え、4500円のコースがある。

写真を拡大  「フランス産鴨もも肉のコンフィ 白いんげん豆」
写真を拡大  エントランスを一歩くぐるとそこはもうフランス

 店の内外装は赤を基調に、映画の世界観と本場のビストロの雰囲気が小物にまでこだわって再現されており、フランスを訪れたような気分に浸れる。=価格は税抜き

■ビストロ アメリ
 住所=徳島県徳島市住吉5丁目3-55 井内マンションA 1F
 営業時間=11時半~14時、金、土、日曜のみ18~21時も営業
 定休日=水、木曜
 駐車場=6台
 問い合わせ=TEL080(2989)5533