リニューアルオープンを21日に控えた鳴門市の大鳴門橋架橋記念館「エディ」で19日、メディア向けの内覧会があった。地元の鳴門東小学校・幼稚園の児童ら9人も招待され、一足早く新たな施設の魅力を味わった。
体験展示「Playthe Eddy!」は、床に投影された瓶を踏むと「鳴門の渦潮」など徳島にまつわる情報が現れたり、壁をたたくと「光の渦」が発生したりする。児童らはうれしそうに走り回り、さまざまな仕掛けに驚いていた。
360度の円形壁面全てに、徳島の観光や文化を4K映像で映し出すシアター「awa」では、阿波踊りのほか、祖谷のかずら橋(三好市)や犬飼農村舞台(徳島市)などが紹介され、児童らは歓声を上げていた。
3年生の福池妃奈さん(9)は「石臼を引いてそば粉を作る映像などが壁いっぱいに写って楽しかった」と話した。
午前9時から午後5時(入場は4時半)まで。年中無休。入館料は大人610円、中高生410円、小学生250円。問い合わせは同館<電088(687)1330>。