吉野川市が子育て支援情報を発信するため開発した専用アプリの見本画面

吉野川市が子育て支援情報を発信するため開発した専用アプリの見本画面

 吉野川市は子育て支援情報を提供する携帯情報端末の専用アプリ「チャチャナビ」を開発し、10日から利用を始める。各種助成制度や関連施設、イベントなどの情報を一括して発信し、女性が安心して子育てしやすい環境づくりを後押しする。

 アプリの名称は、チャイルド(子ども)、チャレンジ(挑戦)、チア(応援)の意味を込めて名付けた。「手当・助成」や「相談先」「お出かけ情報」など8項目から情報を探せるほか、「妊娠・出産」や「0~6歳」など発育段階に合わせた検索もできる。女性が働く企業の取り組みやイベントも紹介する。

 スマートフォンやタブレット端末に専用アプリをインストールして活用してもらう。子どもの写真や身長、体重などを入力して成長記録を付ける機能もある。

 人口減少対策の指針となる市版総合戦略(2015~19年度)の取り組みの一環。アプリの開発などを手掛ける大阪市の会社に委託し、市と共同で開発した。事業費は529万2千円。