チームラボボーダレス上海で展示される予定の作品「呼応するランプの森」(チームラボ提供)

 徳島市出身の猪子寿之さんが代表を務めるチームラボ(東京)は今秋、中国上海市で常設のデジタルアートミュージアム「チームラボボーダレス上海」をオープンさせる。チームラボ単独の常設ミュージアムは東京・お台場に続いて2カ所目。世界初公開となる作品も複数展示する予定で、注目を集めそうだ。

 「チームラボボーダレス」は、作品と作品の境界がなく、作品の一部である動物たちが移動し、他の作品と混ざり合うなど、建物全体が連続した一つの世界になっている。昨年6月に開館したお台場の施設は、オープン1年で約230万人を集客している。

 上海の施設はお台場とほぼ同じ規模で、作品約50点を展示する。人に反応してランプが光ったり音色を響かせたりする人気作品「ランプの森」をお台場の1・5倍の規模で展開し、人の動きに呼応するように光が連続的に広がる「光群落」もお披露目する。

 一部の作品はお台場のチームラボボーダレスと行き来する仕掛けもあるという。

 猪子代表は「日本から見に行く価値があるほどの大きな新作もいくつか展示する。上海に限らず、今後も世界中でいろんな作品を手掛けていきたい」と話している。