四つの記念碑案が説明された選考会=阿波市土成町吉田

 阿波市土成町吉田の故三木武夫元首相の実家跡地に記念碑の建立を計画している制作委員会は30日、デザインを担当する阿南高専の学生が考えた四つの記念碑案を審査した。

 実家跡近くの飲食店に委員会会長の西川政善徳島文理大大学院教授(77)=小松島市横須町=や近隣住民、阿波市職員ら約20人が集まり、選考会を開催。建設コースの5年生3人が各案を説明した。

 いずれの案も碑の正面と背面に元首相の座右の銘「無信不立(信無くば立たず)」と、それを英語や中国語などに翻訳した言葉を表記した。中央にはレーザーを使ってガラスの中に元首相の肖像を彫刻した3Dクリスタルを配置している。

 委員会のメンバーからは「三木武夫の座右の銘だと分かるようにした方がいい」「実家跡地があったことを示すものがほしい」などの意見があった。学生はこの日の意見を参考に各案を再検討し、再度、委員会に諮る。

 本田遼馬さん(19)は「元首相の人物像をもっと伝えられるような案に仕上げたい」と話した。