四国電力が開設したツイッター

 全域停電が発生した昨年9月6日の北海道地震後に大手電力10社のうち四国電力など5社が、停電情報などを発信するツイッターの公式アカウントを相次いで開設していたことが1日、各社への取材で分かった。北海道電力のホームページ(HP)が地震当時に機能停止状態に陥り、停電の情報を周知できず批判を浴びたことなどを受け、災害時の情報発信の拡充に踏み切った。

 各社に主に使用する公式アカウントの開設日を取材した。地震後に開設したのは四国と東北、中国、九州、沖縄の電力5社。北海道地震の約2週間後の19日に開設した四電は「北海道電の対応が社会的に話題になったことも一因」と説明。東北電や中国電は、2018年に相次いだ台風や西日本豪雨などの災害を理由に挙げた。

 北海道地震では、全域停電が起きて北海道電のHPにアクセスが殺到。約12時間つながりにくい状態が続き、停電からの解消見通しなどを周知できなかった。12年に開設し、1年以上更新していなかったツイッターを地震後に再開したほか、HPも非常時のアクセス集中に耐えられるよう対策を取った。

 一方、東京と中部、関西の電力3社は11年、北陸電力は13年に開設。東日本大震災の6日後に開設した東電は「福島第1原発事故や計画停電の影響を迅速に情報発信するため」とした。