指導を受けて練習する児童=美波町奥河内の日和佐公民館

 美波町日和佐浦の日和佐八幡神社の秋祭り継承に取り組む「日和佐ちょうさ保存会」が、「ちょうさ」と呼ばれる太鼓屋台の担い手育成に向け、小学生を対象にした太鼓教室を日和佐公民館(奥河内)で開いている。

 今年の教室は7月に始まり、日和佐小3~6年の13人が参加している。保存会のメンバーから太鼓のリズムや「いっさんじゃい(勇んで行くぞ)」などの掛け声を教わりながら、児童は拍子木に合わせて太鼓をたたく練習を繰り返している。

 今年初めて秋祭りに参加する3年の大地朔君(8)は「ずっとたたいてみたいと思っていた。連続で太鼓をたたくところが難しい」と話した。

 秋祭りは10月12、13両日に開催。「ちょうさ」が豪快に海へ繰り出す伝統行事として知られ、多くの見物客でにぎわう。

 教室は、少子化で太鼓のたたき手が不足していることから、保存会が後継者育成に向けて2011年から行っている。