徳島ゆかりの力士の資料が並ぶ「阿波の相撲史展」=徳島市の徳島大学ガレリア新蔵

徳島ゆかりの力士の資料が並ぶ「阿波の相撲史展」=徳島市の徳島大学ガレリア新蔵

 徳島ゆかりの力士を紹介する「阿波の相撲史展」が徳島市新蔵町2の徳島大学ガレリア新蔵で開かれている。入場無料。6月30日まで。

 徳島藩お抱え力士で1869(明治2)年に第13代横綱になった鬼面山(きめんざん)谷五郎(1826~71年)ら約90人の錦絵や写真、説明文などを展示。海陽町出身で最高位前頭2枚目の海光山大五郎(1900~54年)、板野町出身で最高位前頭17枚目の秀湊忠司(26~95年)の活躍がうかがえる徳島新聞の記事や、彼らが着用した化粧まわしなども見ることができる。

 50年に大相撲巡業が上那賀町(現那賀町)平谷で行われた際の写真や、当時の様子をつづった上那賀町誌なども並んでいる。

 県内の相撲愛好家らでつくる「阿波相撲史ワークス」が初めて企画した。