熊手を使って藍の葉をかき混ぜる職人=上板町下六條の佐藤阿波藍製造所

 藍染の染料「蒅」を作るため、乾燥させた藍葉に水をかけて発酵させる「寝せ込み」の作業が2日、上板町下六條の佐藤阿波藍製造所で始まった。

 寝床と呼ばれる作業所で藍師の佐藤好昭さん(56)ら職人7人と、藍住町の地域おこし協力隊員4人が作業を開始。6~7月に収穫し、高さ約1・2メートルに積み上げた一番刈りの藍葉に水を打ち、熊手を使って崩しては再び積み上げる工程を繰り返した。

 今後は7~8月に収穫した二番刈りの葉も加え、5日ごとに水を打って混ぜ返す作業を11月末まで続け、12月に蒅の出荷を始める。

 佐藤さんは「お客さんが喜ぶような蒅に仕上げたい」と話した。