窃盗と建造物侵入の罪などで起訴された徳島県松茂町中喜来、会社員の被告(21)=保釈中=が3日、徳島地裁(佐藤洋介裁判官)であった判決公判に出廷せず、判決言い渡しが延期された。弁護人によると、被告は行方不明。

 被告は9時50分の開廷時間に現れず、弁護人は「父親が捜索願を出している」と佐藤裁判官に説明した。次回期日は未定。

 被告は5月に建造物侵入の疑いで県警に逮捕され、起訴後に保釈となった。6月の初公判、8月の第2回公判には出廷し、起訴内容を認めた。

 地裁総務課は「保釈は裁判官が法律に従って判断している。裁判所がコメントすることはない」としている。

 起訴状によると、被告は昨年4月、同県小松島市和田島町の寺に金品を盗む目的で侵入した。また同1月から2月にかけて、高松市内の空き家からスナック菓子2点を盗んだなどとしている。

 保釈中の被告らを巡っては、窃盗罪などで実刑が確定し、横浜地検が収容しようとした男が自宅から逃走し、知人宅などに潜伏する事件が6月にあった。