徳島県は、ふるさと納税の仕組みを使ってインターネット上で資金を調達する「クラウドファンディング(CF)型ふるさと納税」を活用し、遍路道保全事業への寄付を募っている。目標額は100万円で、10月末まで受け付ける。

 事業では、三好市池田町の佐野集落から四国霊場66番札所・雲辺寺に通じる遍路道で起きた土砂崩れの復旧作業を行う。

 このほか、外国人巡礼者への情報提供や災害時の情報入手に向けて公衆無線LAN「Wi―Fi」スポットを遍路道沿いの休憩所などに設ける。県央の山間地と県南の沿岸部それぞれ1カ所で設置を予定している。

 ふるさと納税のポータルサイト「ふるさとチョイス」に事業を掲載。通常のふるさと納税と同様に、県外の寄付者には返礼品を贈る。目標額に達しなくても集まった金額の範囲内で事業を行う。

 CF型ふるさと納税による遍路道の保全事業は、昨年度の太龍寺道(阿南市水井町)に続き2回目。太龍寺道では目標額の100万円に対し、約160万円の寄付が集まった。