乃木坂46が9月1日に東京・明治神宮野球場で開いた「乃木坂46真夏の全国ツアー2019」ファイナル公演。キャプテン桜井玲香さんの卒業公演ということで、その最後の勇姿にひときわ注目が集まりましたが、他にも限定ユニット企画やアンダー曲企画、3・4期生の合同企画、生バンド企画といったたくさんの意欲的な試みがあり、乃木坂46がグループとして円熟期を迎えていることを印象付ける充実したライブになりました。企画の一つ一つを改めて振り返ってみましょう。

写真を拡大  フレッシュなパフォーマンスで魅了した4期生

 【その3】3・4期生合同企画

 9日4日にめでたく3周年を迎えた3期生と、昨年12月にお披露目された4期生だけで構成される初めてのステージ企画。結成当初から乃木坂46のイメージと人気を築いてきた桜井さんをはじめとする1期生の卒業が相次いでいる現在、世代交代は大きな課題となっています。ソロでのドラマ出演やモデル活動、バラエティー番組での活躍が増えて今まさに脂が乗り切っている3期生とフレッシュな4期生の顔合わせは、乃木坂46の今後の繁栄を占う上である意味最も注目すべき企画だったといえるかもしれません。

 3・4期生がそれぞれ単独で「期生曲」である「三番目の風」「4番目の光」をかっこよく披露した後、合同でそれぞれの人気曲「トキトキメキメキ」「キスの手裏剣」をかわいらしくパフォーマンス。大園桃子さんと遠藤さくらさんという各期の初代センターが隣同士で歌い踊るなど、若さと躍動感にあふれたステージはファンにとってまさに夢の顔合わせでした。グループが今後もとどまることなく坂道を上り続けていくであろうことを確信させるとともに、3・4期生だけのツアー開催などへの期待も膨らむ内容でした。

写真を拡大  力強いドラム演奏を披露した齋藤飛鳥さん

 【その4】生バンド企画

 齋藤飛鳥さんが特技のドラムで力強いソロ演奏を披露したのをきっかけに、「乃木坂バンド」による演奏がスタート。「世界で一番 孤独なLover」「スカイダイビング」「おいでシャンプー」「ジコチューで行こう!」「Sing Out!」の5曲を披露しました。最終日に演奏を担当したのは、西部好範さん(ドラム)、木村将之さん(ベース)、香取真人さん(ギター)、紺野紗衣さん(キーボード)、今野均さん、城元絢花さん(いずれもバイオリン)、七海加奈さん(ヴィオラ)、大浦萌さん(チェロ)という8人でした。

 生演奏ならではのライブ感、そしてバンドメンバーの高いスキルとかっこいい演奏スタイルに、終了後のSNSではファンの間から「乃木坂バンドとにかく最高だった」「バンドメンバーから目が離せなかった」という声が上がったほど。おなじみの乃木坂46の楽曲に新たな魅力が付け加えられて、一緒にパフォーマンスしている乃木坂メンバーも楽しそうに見えました。ファンからはこの他に「ライブの恒例にしてほしい」「ぜひ音源化してもらいたい」という意見や「乃木團を復活させてほしい」という要望もありました。(R)