徳島県内の男子高校生にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ罪に問われた愛知県豊橋市、元中学教師の男(74歳)の初公判が9日、徳島地裁であり、被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役1年6月を求刑した。

 検察側は冒頭陳述で「30代の頃から男子高校生にわいせつ行為を繰り返していた。中学教師をしていた約30年前にも同様の罪で摘発され、辞職した」などと指摘。論告では「暴力団関係者を装い、被害者を抑圧して行為に及んだ態様は悪質。常習性があり、再犯の可能性も高い」とした。

 弁護側は最終弁論で「脅迫に凶器を使っていない上、計画性も薄く、特に悪質とは言えない」と、執行猶予付きの判決を求めた。

 起訴状などによると、2012年8月29日午前8時すぎ、徳島駅ビル2階の男子トイレで男子高校生=当時(16歳)=に腕の入れ墨を示して個室に連れ込み、下腹部を触るなどしたとしている。