ご愛読いただいている中村文則・作、宮島亜希・画の「逃亡者」は11日で終了し、12日から真山仁・作、小沢信一・画による「レインメーカー」が始まります。医療過誤の裁判に取り組む弁護士の奮闘を描き、病院での死と医療の現実に迫るエンターテインメント小説です。ご期待ください。

 [作家の略歴] まやま・じん 1962年大阪府生まれ。同志社大学法学部卒業。2004年、『ハゲタカ』でデビュー。『ハゲタカ』シリーズはドラマ、映画化され大きな話題に。他の著書に『ベイジン』『コラプティオ』『黙示』『売国』『雨に泣いてる』『当確師』『バラ色の未来』『オペレーションZ』『アディオス!ジャパン 日本はなぜ凋落したのか』など多数。

 <作家の言葉>これまで、経済や政治、企業のあり方などについて、世の中を俯瞰(ふかん)するような視点を織り交ぜて物語を紡いできましたが、本作はそういった要素が薄くなると思います。むしろ、日々を暮らす人々の視点をより重視しながら、医療の”いま“を描いていくつもりです。物語を身近に感じながら、考え、そして楽しんでくだされば、うれしいです。