災害に備える重要性を訴える徳島文理高の勝野さん=札幌市(同校提供)

 44カ国の高校生約400人が津波対策を話し合う「世界津波の日高校生サミット」が10日、札幌市で開幕した。徳島県からは徳島文理、城南両高校の2年生3人が出席し、災害を後世に伝える碑の教訓を知る大切さを訴えた。11日まで。

 初日は12の分科会で意見交換。徳島文理高郷土研究部の勝野萌菜さん(17)はトルコなどの約30人に、高い台座に乗せられた「高地蔵」や南海地震の津波被害を伝える石碑を写真で紹介し、災害に備える重要性を説いた。勝野さんは「津波対策は世界共通の課題だと感じた」と話した。

 城南高からは応用数理科の嶋田海音さん(16)と高橋伶実さん(17)が参加。会員制交流サイト(SNS)を使い、津波被害を記した碑を若者間で共有する方法を提案した。2人は「どの国の生徒も自分の意見を持ち、見習う面が多かった」と語った。

 11日は分科会ごとにまとめた意見を報告し、大会宣言を採択する。