徳島県は、アクセルとブレーキの踏み間違いによる急発進を防ぐ装置の取り付け費用を半額補助する制度を、11月にも始める。12日発表した2019年度一般会計補正予算案に関連予算3200万円を盛り込んだ。

 対象は70歳以上で、夜間の運転を控えるといった安全運転の目標を定めた「安全運転自主宣言」を県に提出したドライバー。県に登録されているカー用品店などで、停車時や低速走行時にアクセルを強く踏み込んでも急発進しない市販の装置を取り付ければ、装置の代金と工賃を補助する。補助の上限は5万円で、本年度は600台の申請を想定している。

 高齢ドライバーによる事故は全国的に社会問題化しており、県内でも6月に徳島市の県立中央病院で乗用車が正面玄関のガラス壁に衝突する事故があった。県や県警などはプロジェクトチーム会議などで装置の有効性などを検討してきた。

 県議会で予算案が認められれば、協力業者の募集などを行い、準備が整い次第、申請を受け付ける。