小松島西、城ノ内両高校の生徒5人が23日、同市小松島町のカフェ「大正館なつ家」で一日限定の子ども食堂を開く。子どもの「孤食」が問題となる中、地域住民と触れ合いながら食事をする機会を提供する。
企画したのは小松島西高食物科3年の齋藤優輔さん(18)。母子、父子家庭や共働きのため独りで食事をする友人が多いことから、大勢で食事をする場を設けたいと考えた。
齋藤さんの友人で同科の3年生3人と城ノ内高の3年生1人が賛同し、5人で調理や盛り付け、接客を行う。食材はNPO法人フードバンクとくしま(徳島市)が提供。メニューはカレーとフルーツヨーグルトを予定している。
齋藤さんは「1人でも、家族や友人と遊びに行くついででも、気軽にご飯を食べにきてほしい」と呼び掛けている。
午前11時半~午後2時半で、中学生以下無料、高校生以上500円。先着約50人で、メニューが無くなり次第終了する。