軽めのメニューで調整する徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは14日午後7時から、鳴門ポカリスエットスタジアムで11位のV・ファーレン長崎と対戦する。前節、愛媛との四国ダービーを制して連勝を4に伸ばした。今季最高の8位に上がり、追撃ムードは高まるばかりだ。J1昇格を果たした2013年以来の5連勝を果たし、終盤戦へ加速したい。

 4連勝で活気づくチームはポジション争いも激化している。左サイドは愛媛戦で先発した杉本、過去の長崎戦で5試合5得点の清武らが争う。昨季、長崎に所属したセンターバックのバイスが契約上の理由などで出場できないため、代役を巡って田向や内田航、秋山、鈴木大らがしのぎを削る。GK梶川は「誰が入っても同じように戦える。しっかり指示を出したい」と2戦連続完封へ意欲を見せる。

 5月のアウェー戦は主導権を握り続け、ボール支配率やシュート数で圧倒しながら、ワンチャンスをものにされ0―1で敗れた。昨季徳島に在籍したFW呉屋はJ2得点ランキング1位(18点)に座る。DFとの駆け引きがうまく守備陣の隙を逃さないだけに、90分間集中を切らさず警戒したい。得点源にしているセットプレーにも注意が必要だ。徳島はボールを持つ時間を増やし、相手ボールになればパスの出どころを素早いプレスで抑えたい。

 長崎は中盤と最終ラインが4人ずつ2列のブロックをつくり、コンパクトに守る。愛媛戦同様、前線のコンビネーションが重要になる。相手のサイドが攻め上がった裏も狙いどころ。最近、右サイドで守備にも大きく貢献している岸本は「切り替えを速くして攻撃を仕掛けたい」と意気込んでいる。