昨年11月、勤務先の保育園で女児にわいせつな行為をしてけがを負わせたとして、強制わいせつ致傷罪に問われた県内の元保育士の男=犯行当時(28)=の裁判員裁判の判決公判が13日、徳島地裁であり、藤原美弥子裁判長は懲役3年(求刑同5年)を言い渡した。

 判決理由で藤原裁判長は「園児を保護すべき立場にありながら、女児が慕ってくるのを利用した犯行は卑劣。何度もやめる機会があったのに犯行に及んだ」と指摘。「女児が被害の意味を理解できるようになれば強い精神的苦痛を受け、健全な成長に悪影響を及ぼす恐れがある」と非難した。

 判決によると、男は昨年11月20日午後4時20分ごろ、県内の保育園の庭で女児=当時(5)=の下着の中に手を入れて下半身を触り、3日間のけがを負わせた。