被災地で学んだ教訓を発表する小中学生=美波町伊座利の交流防災拠点施設「よろずや」

 東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町を8月20、21両日に視察した美波町伊座利の小中学生による学習報告会が交流防災拠点施設よろずや(伊座利)であり、住民ら約70人が参加した。

 南三陸町の住民に被災当時の話を聞き、津波被害に遭った小学校を訪れるなどした由岐中伊座利分校2年の楠本光太郞さん(13)ら5人が報告。「水や食料は5日分を用意する」「1秒でも早く逃げる」など、それぞれが学んだ教訓を画用紙に書いて発表した。伊座利の富田真由さん(38)=歯科衛生士=は「命を守るために逃げることが重要。防災について改めて考える機会になった」と話した。

 視察は南海トラフ巨大地震に備え、児童生徒に防災意識を養ってもらおうと、住民でつくる「伊座利の未来を考える推進協議会」が企画した。