「東日本大震災津波伝承館」に展示される、がれきの中から見つかった消防車=17日午後、岩手県陸前高田市

 東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市に津波伝承施設が完成し17日、報道陣に公開された。国営追悼・祈念施設などと合わせ22日にオープン。震災犠牲者の追悼と記憶の伝承が目的で、岩手、宮城、福島各県に国が1カ所ずつ整備する追悼施設が利用可能となるのは初めて。

 伝承施設は「東日本大震災津波伝承館」(愛称・いわてTSUNAMIメモリアル)で、整備が進む高田松原津波復興祈念公園に立地。「命を守り、海と大地と共に生きる」をテーマに三陸地域の災害の歴史や大震災の実態や教訓を、がれきの中から見つかった消防車の展示や当時の映像などで伝える。