所有する8施設の命名権(ネーミング・ライツ)の売却先を募集していた徳島市は、うち6施設の権利を市内に本社を置く6社に売却することを決め、22日、それぞれの愛称を発表した。

 各施設の愛称と年間契約金額、契約期間、契約企業名は≪別表≫の通り。2月20日に市役所で開かれた選定委員会で決定し、今月22日、契約した。年間で1255万円の歳入増加が見込める。

 残るふれあい健康館と市立図書館の2施設には応募がなかったため、市は2018年度の再募集を検討する。

 命名権売却は、厳しい財政状況を受けた歳入増加策の一環で、初めて募集した。広告料収入は自主財源に充てる。契約期間が満了すれば、再募集する方針。