美保みどりさん

 鳴門市撫養町大桑島の元幼稚園長美保みどりさん(64)が、絵本「まーくんのおにぎり」(B5判、24ページ)を文芸社から自費出版した。孫の山真幸さん(13)=兵庫県西宮市、中学2年=との思い出を基にした物語で、子どもの成長や家族愛を表している。主人公は小学1年の真幸君。おにぎりを作る宿題が出たのに、妊娠中の母を気遣って相談できずに困っていた。そんな時、身重で家事に追われる母を見て、おにぎりを食べて無事に出産してもらおうと奮闘する姿を描いている。

 美保さんは2016年3月に鳴門第一幼稚園長を退職。孫との思い出を形にしようと、2年前に文芸社の絵本コンクールに応募した。担当者から出版の誘いがあり、イラストレーターを紹介してもらって初めて絵本を作った。

 美保さんは「嫌がったり、駄々をこねたりしても幼い子どもは親が大好き。絵本を通して子どもの素直な気持ちを知ってほしい」と話している。

 絵本は市立幼稚園12園や市立図書館などに寄贈。1冊1200円(税別)で紀伊國屋書店徳島店などでも販売している。