画中の登場人物と同じ衣装を着用した来館者=鳴門市の大塚国際美術館

公式アイコンに就任し、「ルイ14世の肖像」の衣装を着用した西川さん(大塚国際美術館提供)

 鳴門市の大塚国際美術館で、絵画の登場人物と同じ衣装を着て写真を撮れる恒例の「#アートコスプレ フェス2019」が開かれている。今年は館内の陶板画の生産地である滋賀県出身の歌手西川貴教さんが、企画を象徴する「公式アイコン」に就任した。11月24日まで。

 「レボリューション」(革命)をテーマに「モナリザ」「セーヌ川の舟遊び」「民衆を導く自由の女神」など11作品の衣装28着を用意。当時の西洋人風のかつら、画中の舟のセットもある。

 美術館ホームページでは、西川さん出演のPR映像(1分17秒)を公開している。クラシック音楽が響く中、フランスの画家リゴーが肖像画を描き、館内にも展示されている国王ルイ14世に西川さんが扮し、他の作品の人物と館内を練り歩く内容。美術館では、衣装に身を包んだ西川さんの大型幕やポスター、本人着用の衣装などを展示している。

 愛知県から観光で訪れた小学4年伊藤なつみさん(10)、2年つぐみさん(7)姉妹は「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠」の衣装を着て陶板画の前で撮影。「衣装がきれいでおしゃれ。絵の中に入っているみたい」と笑顔だった。

 企画は2017年に始まり、3回目。京都造形芸術大(京都市)の学生らが衣装作りに協力している。