鳴門うずしお大使に選ばれた楠本さん(右)と池渕さん=鳴門市撫養町南浜のうずしお会館

 鳴門市うずしお観光協会は22日、市の観光をPRする「鳴門うずしお大使」に、楠本亜衣莉(あいり)さん(25)=板野町、会社員=と池渕澄玲(すみれ)さん=小松島市立江町、鳴門教育大2年=を選んだ。2人は4月1日から2年間、市内外で開くイベントに参加する。

 同市撫養町南浜のうずしお会館で選考会があり、市内外から応募した18~46歳の男女11人が参加した。協会役員ら選考委員10人が面接を行い、積極性や自己表現力、心構えなどを審査した。

 楠本さんは「第九交響曲のアジア初演100周年や、なると金時などの特産品をPRし一人でも多くの人に来てもらえるよう頑張りたい」と語り、池渕さんは「鳴門と言えばやはり渦潮。世界遺産登録の機運を高めるにも、SNS(会員制交流サイト)を通じて若い世代にも魅力を発信したい」と抱負を述べた。

 2人は4月8日、全日本写真連盟県本部が鳴門ウチノ海総合公園(鳴門町高島)で開く写真撮影会のモデルを務めるのを皮切りに、活動を始める。