徳島県内で14~21日に交通死亡事故が3件相次いだことを受け、県交通安全対策協議会は22日、全県に交通死亡事故多発警報を発令した。期間は10月1日まで。今年、全県で発令するのは2~5月、8月に次いで6回目。現行の発令基準となった2016年以降、最多を更新した。

 警報は、県内全域で交通死亡事故がおおむね10日間に3件以上発生した場合に出る。今年の死者数は21日時点で31人(前年同期23人)となり、昨年1年間の死者数に並んだ。

 県消費者くらし政策課によると、死者31人のうち65歳以上の高齢者が22人と約7割を占める。夜間、交差点で事故に遭うケースが増えている。

 県内では14日、徳島市の市道交差点で乗用車とミニバイクがぶつかり、18日には鳴門市の国道交差点で中型トラックと軽乗用車が出合い頭に衝突。いずれも80代女性が死亡した。21日には同市の県道を歩いて横断していた70代男性が軽乗用車にはねられ死亡した。

 県交通安全対策協議会は24日に緊急対策会議を開き、各市町村の担当者と再発防止策を協議する。