四宮さんの遺影を前に焼香する参列者=徳島市のイマデヤあおいホール川内

 阿波踊りの名手として一時代を築き、15日に91歳で死去した四宮生重郎さんの葬儀・告別式が22日、徳島市川内町沖島のイマデヤあおいホール川内で営まれた。踊り関係者ら約800人が参列し、別れを惜しんだ。

 祭壇には、トレードマークのハンチング帽をかぶった四宮さんの遺影が置かれ、晩年に身に着けていた衣装も飾られた。四宮さんと親交の深かった4人の弔辞に続き、徳島市出身の作家瀬戸内寂聴さん(97)の弔辞が代読された。瀬戸内さんは「あなたの方が一足先に逝ってしまうなんて。とても寂しくがっかりしています」と悼んだ。

 出棺の際は、四宮さんが率いた阿波踊り連「娯座留」の連員33人による踊りと鳴り物で盛大にひつぎを送り出した。会場には四宮さんの書やパネル写真も展示された。