年間総合優勝を決め、選手たちに胴上げされる牧野監督=JAバンク徳島スタジアム

 徳島インディゴソックス(前期優勝)は23日、JAバンク徳島スタジアムで行われた四国アイランドリーグplus(IL)の年間総合優勝を決めるチャンピオンシップ(CS)第3戦で愛媛(後期優勝)との最終決戦に臨み、最優秀選手(MVP)に選ばれたエース竹内の好投もあって4-2で競り勝った。徳島の年間総合Vは2年ぶり5度目。
  
 徳島は2年ぶりの独立リーグ日本一を目指し、ルートインBCリーグの総合優勝チームとグランドチャンピオンシップ(GCS)で対戦する。GCSは10月5、6日の第1、2戦がBCリーグの球場で行われ、12~14日の第3~5戦は徳島のホームゲームとなる。

愛媛対徳島 徳島5回、(左から)友居、平間、球斗の3連打で3-1と勝ち越す=JAバンク徳島スタジアム

 愛媛・河原監督 先制できたのは良かったが、死球から同点に追い付かれたのが悪かった。2年連続でのCS敗退は、勝ちきる力のあるチームをつくれなかった私の責任だ。 [評]徳島が石本-竹内両右腕の継投で粘る愛媛を振り切った。先発石本が3回を1失点でしのげば、四回からマウンドを託されたエース竹内が愛媛打線を3安打1失点に抑えた。打線は1―1の五回、1死から友居、平間の連続三塁打で勝ち越すと、球斗が左前適時打で続いた。六回には岸の安打に敵失も絡み、ブライアンの右越え二塁打で勝利を引き寄せる貴重な追加点を奪った。

徳島対愛媛 4回からマウンドに上がり好投する徳島の竹内

 大一番エース竹内力投

 九回2死、徳島のエース竹内が投げた89球目が内野フライになり、遊撃手岸のグラブに収まると、徳島の選手たちがマウンドに駆け寄り、喜びを爆発させた。ホームでつかんだ2年ぶりの四国王者の座に就任1年目の牧野監督は「選手には感謝しかない」。歓喜の紙テープが舞う中、3度宙に舞った。

 投手陣が最少失点に抑え、打線が少ないチャンスをものにする。絶対に負けられない一戦で、今季磨いてきた徳島の野球を体現した。

 第1戦で137球完投した竹内は、1―1となった三回終了後、牧野監督に告げられた。「四回から行ってくれ」。前期の最終戦で優勝を決められず、後期序盤も離脱していた竹内。「チームの役に立ちたい」とマウンドに上がり、気迫の投球で見事に抑え切った。

 投手陣の力投に打線が応えた。五回に友居と平間が連続三塁打。勝ち越し点の平間は「次の1点を自分で決めるつもりだった。前進守備だったので迷わず三塁へ行った」と誇らしげに話した。九回1死からは安打性の当たりを横っ飛びのファインプレーで勝利の流れを決定付けた。

 残すは日本一を決めるGCS。竹内は「CS同様、全力で投げるだけ。頭は冷静に、気持ちは熱くチャンピオンを目指す」と力強く誓った。

▽第3戦(徳島2勝1敗)
 
愛 媛
徳 島