飲料水供給施設を見学するブータンの官僚ら=那賀町木頭南宇

 国際協力機構(JICA)四国センターの研修で来日しているブータンの中央省庁の官僚ら5人が23日、那賀町木頭地区の飲料水供給施設などを視察した。

 木頭南宇の水源地から各戸へ飲料水を送る給水施設や水源などを見学し、施設の整備や管理方法を学んだ。自治会に関する講義もあり、和無田地区の総代を務める富田光夫さん(72)が総代会の仕組みや住民意見の集約方法などを説明した。

 カドさん(37)は「水源の管理方法は勉強になった。ブータンで生かしたい」と話した。

 日本の地方行政を学んでもらおうと、センターが研修を企画。5人は10月3日まで県内に滞在し、木頭ゆずの加工品を販売する企業を視察するほか、徳島市で観光産業の研修などに取り組む。