ジョージア代表がトライを決めて歓声を上げるファンら=徳島市の四国大

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)の事前キャンプを鳴門市で行ったジョージア代表の初戦となるウェールズ戦があった23日、パブリックビューイング(PV)会場の徳島市の四国大では、約100人が熱い声援を送った。試合には敗れたものの次戦での勝利に期待を寄せた。 (1面参照)

 ファンらは「ゴーゴー、ジョージア」と連呼しながら応援。後半にジョージアの選手が2トライを決めると、両手に持ったスティックバルーンを打ち鳴らしながら地響きのような歓声を上げた。

 四国大女子7人制ラグビー部の井上藍主将(20)は「国を背負って戦うすごみを感じた」と話した。

 PVは、キャンプ中に県民と親交を深めたジョージア代表を応援しようと県が企画した。29日のウルグアイ戦、10月11日のオーストラリア戦も四国大で行う。

 ジョージア代表がトライを決めて歓声を上げるファンら=徳島市の四国大

 ラグビーW杯は23日、東海地方で初めて試合が開催され、ウェールズが豊田スタジアム(愛知県豊田市)でジョージアに快勝した。ウェールズのチームカラーの真っ赤なジャージーで彩られたスタンドは、優勝候補と目される強豪のスピード感あふれるプレーに沸いた。

 真っ赤な竜が描かれたウェールズの旗を振って、盛り上がるファン。ノーサイドの笛が鳴ると、ウェールズ出身のリス・トーマスさん(37)は「初戦としては上出来。たくさんビールを飲んだけど、これからまた飲みに行くよ」と上機嫌だった。

 前半劣勢だったジョージアも後半は互角の展開。密集状態からトライを押し込むと、この日一番の大歓声が上がった。

 ジョージアから応援に訪れたディミトリ・プレリアさん(60)は「多くの日本人が、まるでジョージア人のように応援してくれ、うれしかった」と感激した様子。「ジョージア頑張れ」と書かれた鉢巻きを巻いた阿南市の自営業花野宝祥さん(45)は「キャンプで徳島に来てくれたチームを応援できてうれしい」と話していた。