那賀町立上那賀病院(同町小浜)の50代男性事務長が私道で飲酒運転し、自損事故を起こしたことが24日、分かった。けが人はいなかった。那賀署は25日に事務長を事情聴取。現場が私道のため、道交法違反に当たるかどうかも含めて捜査を進める。

 町によると、事務長は20日午後11時ごろ、那賀町木頭和無田の自宅敷地にある私道で車を運転し、道路の側溝に脱輪した。事務長はそのまま車内で眠り、21日朝に事故に気付いた住民が署に通報。呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出された。

 町の聞き取りに対し、事務長は酒を飲んで運転したと認めている。

 事務長は20日夕から木頭地区のキャンプ場で町職員と飲酒し、キャンプ場のバスで自宅近くの国道まで送ってもらった。その際に携帯電話をなくしたのに気付き、自宅から車に乗って探しに行こうとしていた。

 署によると、現場は町道と事務長宅を結ぶ私道。所有者やその家族以外が通行する私道での飲酒運転は、道交法違反になる可能性が高いという。

 事務長は課長級の職員。坂口博文町長は「命を守る病院の職員が事故を起こし、申し訳ない。再発防止のため職員を改めて指導したい」と話した。