あいのすけ

松茂係長

かきじぃ

とくしまれっちゃくん(上)とすまいるえきちゃん

とっくりん

つたはーん

秘境竜

ポンスター

蒼竜神マヴェル

 自治体や企業のゆるキャラ日本一を決める「ゆるキャラグランプリ」が10周年の節目を迎えた。グランプリは来年を最後に終了する予定で、「くまモン」や「ひこにゃん」などを生んだ名物イベントもあと2回になった。今年は県内から9体が参戦し、残り少ないチャンスに勝負を懸ける。

 参加しているのは、ご当地788体(徳島6体)、企業・その他362体(同3体)。一般投票が始まっており、10月25日までインターネットを通じて行われている。

 今月8日の中間発表で、ご当地の32位に入ったのが、藍住町の「あいのすけ」だ。藍商人のキャラクターで2015年に誕生し、16年に初出場した。18年は131位に終わったが、今回は絶好のスタートを切った。日本遺産の認定で阿波藍が注目される中、「藍」を積極的に売り出す狙いがある。町企画政策課は「目標は1位。1票でも多く得票し、町を知ってもらうきっかけにしたい」と期待を込める。

 昨年は県内トップの83位だった「松茂係長」(松茂町)は、35位に付けている。16年、月のウサギをモチーフに生まれ、17年に初出場した新参組ながら人気が高い。町チャレンジ課は「イベント出演だけでなく、ツイッターで係長の日々をつぶやいている効果もあるのではないか」と分析。会員制交流サイト(SNS)で動画を配信する取り組みも予定しており、「20位以内には入りたい」と意気込む。

 初出場となる「かきじぃ」(上板町)は105位。町特産の柿を生かし推定150歳という設定のキャラクターだ。誕生は14年で町の認知度を高めようと参加した。今後は周辺の市町村のイベントに出演し、積極的にPRしていく。担当する町の藍染体験施設「技の館」は「最低でも100位以内に入りたい」としている。

 JR四国(高松市)のイメージキャラクター「れっちゃくん」から増殖した「とくしまれっちゃくん」。徳島のゆるキャラとして、「すまいるえきちゃん」とのコンビで初出場し、企業・その他で222位に付けている。同社の広報室は「より一層会社の活動を知ってもらおうと出場を決めた。少しでも上の順位を目指したい」としている。

 このほか、ご当地で7年連続出場の「とっくりん」(とっくりん応援隊)は103位。6年連続出場の「つたはーん」(阿波池田商工会議所)と「秘境竜」(三好市観光協会)はそれぞれ170位と326位になっている。企業・その他では、ポンスター(小松島競輪)が333位、蒼竜神マヴェル(キャラクター創作オフィスWoM・BoX)が351位。ベテラン勢はやや出遅れ気味ではあるものの、虎視眈々と巻き返しの機会を狙っている。

 決選投票と表彰式は11月2、3日、長野市の長野冬季五輪記念アリーナ「エムウェーブ」の特設会場で開かれる。3日に決選投票と事前のインターネット投票を合わせた最終順位が発表される。