淡路島南ICの路線バス乗り場を案内する看板=兵庫県南あわじ市

 兵庫県南あわじ市などと連携してサイクルツーリズムを進める鳴門市は、大鳴門橋での自転車輸送サービスを10月1日から再開させる。4~6月に運行したマイクロバスによる輸送から、路線バスに積み込む方式に変更。毎日利用できるようになる。

 淡路交通(兵庫県洲本市)の路線バスを利用し、車体下部のトランクに自転車を載せる。前輪を外して固定する専用ラックを3台分、運搬用の袋に収納して載せるスペースを4台分設けた。

 区間は小鳴門橋(鳴門市撫養町大桑島)から淡路島南インターチェンジ(IC)までの約12キロ。平日は上下7便、土日祝日は6便が走る。運賃は660円で、自転車の積み込みは無料。本年度の鳴門市の負担は約10万円を見込む。

 鳴門、南あわじの両市は、4~6月の土日祝日にマイクロバスで運ぶ無料サービスを実施。26日間で152台の利用があり、鳴門市は100万円(1台当たり6600円)を負担した。

 両市は費用対効果に優れた路線バスによる輸送を検討。淡路島南ICのバス停が自動車専用道上にあり、安全確保が課題となっていた。これについて本州四国連絡高速道路などと協議し、サイクリストの誤進入を防ぐ看板の設置や、バス乗務員のマニュアル作成といった対策を講じて実現させた。