メディアドゥテック徳島の操業に向けて覚書に調印する藤田社長(中)と飯泉知事(左)=県庁

 電子書籍取り次ぎ事業を手掛ける東証1部上場のメディアドゥ(東京)などが設立した合弁会社「メディアドゥテック徳島」と県は24日、県庁で立地に関する覚書を交わした。徳島市川内町のジャストシステム本社ビル内に事業所を置き、3年後に最低100人の地元雇用を目指す。

 メディアドゥ設立者で、メディアドゥテック徳島の社長も務める那賀町出身の藤田恭嗣氏(43)と飯泉嘉門知事が覚書に調印。覚書には、操業に当たって県が協力することや、同社が地元住民の安定的な雇用に配慮することなどを盛り込んだ。

 メディアドゥテック徳島は、メディアドゥと、ソフトウエア開発などを手掛けるテック情報(板野町)、同社子会社の徳島データサービス(徳島市)が設立し、6月から操業を始める。メディアドゥから一部業務の移管を受け、紙媒体の著作物を電子書籍にして配信するまでの作業やシステム拡張の研究開発などに当たる。

 藤田氏は「日本の電子書籍コンテンツを世界に出していく拠点にし、徳島と東京で連携して発展させていきたい」と述べた。