とくしまマラソン2017(徳島陸協、県、徳島市、徳島新聞社など主催)は26日、徳島市のかちどき橋南側をスタートし、市陸上競技場をゴールとする42・195キロの日本陸連公認コースで行われる。10回目の節目となる今回は、46都道府県と海外16カ国から過去最多の1万4294人(県内8911人、県外5383人)がエントリーした。

 混雑緩和のため、初めて時間差スタートが導入された。午前9時、第1グループがスタートし、10分後に第2グループが出発する。競技時間は午後4時までの7時間。参加者は吉野川や眉山の春の風景を楽しみながら、阿波路を駆け抜ける。

 レースに先立ち、大会長の飯泉嘉門知事、アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさん、リオデジャネイロ五輪女子マラソン日本代表の伊藤舞選手(大塚製薬)らが出席し、出発地点で開幕セレモニーが行われる。

 25日午前10時からはランナーと野口さんが徳島中央公園周辺の3・5キロを一緒に走る「ファンラン」が催される。