休耕地の草刈りを行う外国人ボランティアら=美馬市脇町東大谷

 県西部2市2町などでつくる「徳島剣山世界農業遺産推進協議会」は28日、美馬市脇町東大谷の雑草が生い茂る休耕地約25アールで、メキシコやベトナムなど5カ国のボランティア6人に草刈りをしてもらった。

 6人は地元住民に教わりながら、鎌などを使って作業した。ドイツから訪れたクリスチャン・トビアス・ヘスさん(47)は「美しい景観の場所で地域のために働けた。地域住民も親切で参加して良かった」と話した。

 県西部の傾斜地農地などは、高齢化などで維持が困難になっている。ボランティアの受け入れは昨年度に続いて2回目で、農地の維持と、世界農業遺産に認定された「にし阿波の傾斜地農耕システム」のPRが狙い。

 6人は10日間の予定で滞在。29日からは三好市東祖谷、10月2日からは東みよし町東山の各集落でも、ベトナムやロシアなどの別々の一行が、雑穀の収穫や清掃活動などに取り組む。

 ボランティアは、協議会と連携するNPO法人「日本国際ワークキャンプセンター」(東京)を通じて自費で参加した。