DMVのモードチェンジで使われるBGMを演奏する海部高生=海陽町内

 阿佐海岸鉄道(海陽町|高知県東洋町)は、2020年度の運行開始を目指しているデュアル・モード・ビークル(DMV)の車輪を切り替える「モードチェンジ」の際に、海部高校郷土芸能部(海陽町)が演奏する太鼓ばやしをBGMに使用する。躍動感あふれるリズムで地域のにぎわいづくりに貢献しようと、生徒らが創作した。

 郷土芸能部では1、2年の男女8人が地域の芸能「海南太鼓」の継承に取り組んでいる。BGMは祭りをイメージした曲「にぎわい」の一部をアレンジ。DMVのモードチェンジ中に約20秒間、車両の内外にある音響設備から流れる。

 軽やかな桶太鼓を強調したパートに、リズムを刻む締太鼓や迫力ある長胴太鼓の演奏を取り入れた。「ソレソレ、セイヤ、セイヤ」と、威勢の良い生徒の掛け声で演奏を盛り上げている。

 郷土芸能部は、阿佐海岸鉄道や民間団体などで構成する「あさチェン推進会議」から制作を依頼され、1カ月かけて仕上げた。5日に阿波海南文化村(海陽町)などで開かれる車両完成イベントで披露する。

 2年大田葵部長(17)は「明るくにぎやかなBGMに仕上がった。高校生の元気が伝わり、DMVに関心を持ってもらえればうれしい」と話している。