最優秀賞に選ばれた正口さん=徳島市の県立21世紀館イベントホール

 青少年非行防止県下中学校生徒弁論大会・少年の主張県大会(青少年育成徳島県民会議など主催)が、徳島市の県立21世紀館イベントホールであり、三好市の山城中3年正口和さん(15)が最優秀賞に輝いた。

 「恩送り」と題して講演した正口さんは、昨夏の西日本豪雨で自宅が被災した上、避難所が満員で困っていたところ、ある寺院が受け入れてくれた体験を披露した。

 その後も多くの人の支援を受けたことを振り返り、「これが道徳の授業で習った『恩送り』なんだと実感した。親切が巡り巡ってみんなが幸せになるこのすてきな言葉を、新しい時代へとつなげていきます」と語った。

 このほか地区予選を突破した2、3年生9人が、相手の立場に立って掛ける言葉を選ぶ大切さや、祖父の言葉に励まされ不登校を乗り越えた思い出などについて熱弁した。

 正口さんは県代表として、中四国ブロック大会で録音審査を受ける。