徳島市の南井上小学校で、徳島トヨタ(同市)の社員による出前授業があり、5年生67人が経済や環境に関する知識を深めた。
社員10人が講師を務めた。児童は7班に分かれ、架空の自動車会社の一員となり、環境問題に配慮しながら経営を考えるボードゲームに取り組んだ。
各班で「環境大臣」「エコ工場長」「研究開発所長」などの役割を決定。環境を悪化させないよう、エコカーを生産・販売し、会社の利益を上げる方法を話し合った。天野遙来君(10)は「楽しみながら環境について学べた」と話した。
出前授業は県内のトヨタグループ4社が共同で毎年行っており、10年目。