巣の上に顔を出した4羽のひな=26日午前10時ごろ、鳴門市大麻町(樫野彰一さん提供)

 3羽のひなが確認されている鳴門市大麻町のコウノトリの巣に、さらにもう1羽のひながいることが26日、観察者の撮影した映像から分かった。

 午前10時前、巣の南約400メートルから撮影していた樫野彰一さん(69)=藍住町東中富、無職=が、巣からひな4羽がそろって首を伸ばし、親鳥の吐き出す餌をねだっている様子を捉えた。

 樫野さんは「4羽目がいて驚いた。しっかり餌を食べて元気に巣立ってほしい」と話した。

 県内の官民でつくるコウノトリ定着推進連絡協議会によると、コウノトリは通常、卵を3、4個生み、2、3羽がふ化する。

 2羽の親鳥はこの日も入れ替わりで巣を離れて餌を取りにいき、ひなに与えていた。立ち入り制限区域外では望遠鏡などで観察する人が目立った。