「雑草いけばな展」に出品される齋藤さんの「ありのままに」

 身近な草花を生ける「いけばなデザイン一渓会四国支部」(髙木一洋支部長)による「雑草いけばな展―神無月・薬草とともに」が7日から11日まで、徳島市国府町日開の徳島大薬学部付属薬用植物園で開かれる。

 一渓会四国支部の20人が、薬用植物園の薬草と秋の野花を使って生けた30点を展示。齋藤一菜さん(69)=徳島市八万町東山=の作品は、薄いピンクのイタドリをメインにし、濃いピンクのフジバカマで彩りを添え、青ジソの実も配置。足元をツワブキで締め、カラスウリの鮮やかな朱色が際立っている。「ありのままに」のタイトル通り、秋の野原を自然な形で表現している。

 髙木支部長は「雑草の多くは薬草としての効能を持つ。かわいらしくほっとする生け花で秋を感じてほしい」と話している。

 期間中は植物園が一般開放され、絶滅危惧種のハマナツメの果実、小さな種子植物ミジンコウキクサなども展示される。