ガイドツアーで伝統的な民家に残る「ミセ造り」を見学する参加者=牟岐町沖の出羽島

 牟岐町沖の出羽島で4日から土日曜と祝日に開かれていた観光イベント「出羽島おいでってば」が26日、最終日を迎えた。今春の開催が中止された「出羽島アート展」に代わって町観光協会が企画したもので、期間中は計9日間で町外から約410人が訪れた。

 最終日は、町観光ボランティアガイドの会が、島の歴史や自然を紹介するガイドツアーを実施。島内の漁村集落が2月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたことに触れ、軒先の縁側が雨戸になる「ミセ造り」などを説明した。

 交流施設・波止の家では、町内外の大学生や高校生らが、地元特産のテングサやユズを使って考案した「オニドーナツ」をこの日限定で販売した。

 夫婦でガイドツアーに参加した武田美輪さん(48)=阿南市長生町古地、会社員=は「自然が豊かでのどかな島だった。また来たい」と話していた。