ペースランナーとして意気込みを語る選手=阿波観光ホテル

 とくしまマラソン2018(徳島陸協、徳島県、徳島市、徳島新聞社)前日の24日に徳島市の阿波観光ホテルで開かれたペースランナーの歓迎会では、招待されている東京六大学(明治、早稲田、法政、東京、立教、慶応)の選手らが意気込みや、箱根駅伝の展望などを語った。

 各大学の監督とコーチ、選手12人の計18人が登壇してトークを繰り広げ、約170人が耳を傾けた。早稲田と明治の選手は2時間20分、法政と慶応が2時間40分、東京と立教は2時間50分を目安にレースを引っ張る予定で、「しっかりペースメークできるよう頑張る」「これからの競技生活に生かせる走りをしたい」と抱負を語った。

 座談会に先立ち、明治大競走部の松本穣ゼネラルマネジャーが「箱根駅伝今昔物語」と題して基調講演。優勝校やタイムの変遷を紹介し「高速化が進み、各校の実力は拮抗(きっこう)している」などと語った。

 来年の箱根駅伝に話題が及ぶと、今年総合3位の早稲田の駒野亮太コーチは「いい1年生が入ってくる。2年生以上が頑張り、チーム力が高まれば勝機はある」。6位だった法政の坪田智夫監督は「山登り区間で爆発力がある。片道だけでも頑張りたい」と意気込んだ。

 歓迎会はとくしまマラソンに合わせて各大学の校友会徳島県支部が毎年開いている。今年は立教と慶応が加わり、東京六大学が初めてそろった。25日は龍谷大の選手もペースランナーとして加わる。

 

     とくしまマラソン招待大学 24日に歓迎会